その行動が危険!冬に増える「ぎっくり腰」の要因 痛めたときに絶対やってはいけないこととは?

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寒くなると筆者の薬局で増えるのが腰痛の相談です(写真:C-geo/PIXTA)

寒くなると筆者の薬局で増えるのが、腰痛のご相談です。

「突然、痛くなった」「くしゃみをしたら、グキッとなった」「朝起きようとしたら、痛くて起きられなくなっていた」……といったお悩みが寄せられます。

欧米では「魔女の一撃」と呼ばれる

年末年始の時期に特に多いのが、いわゆる「ぎっくり腰」です。ある日突然、腰に強い痛みが走る状態をいい、欧米では「魔女の一撃」とも呼ばれています。

日本整形外科学会によると、ぎっくり腰の原因は次のように説明されています。〈腰の中の動く部分(関節)や軟骨(椎間板)に許容以上の力がかかってけがしたような状態(捻挫、椎間板損傷)、腰を支える筋肉やすじ(腱、靱帯)などの柔らかい組織(軟部組織)の損傷などが多い〉。

ここにあるように、ぎっくり腰は関節や椎間板のケガ、損傷といえます。

ケガを治す際に大切なのは、安静です。痛みが出ないよう安静にしていれば自然治癒力が働き、治っていきます。何もしなければ、本来なら数日から数週間で治るものなのです。こじらせてしまうのは、多くの方が間違った対策、セルフケアをしているからだと思われます。

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