では、就活になぜNHKラジオ講座なのでしょうか?それは次の5つの効用があるからです。
1)国際的な話題に強くなる
まるで擬似留学しているように国際感覚が養われTOEICの点が上がるだけでなく、就活の面接対策にもつながります。番組のスキットの内容も興味深く、難しい文法書と格闘するのではなく、ストーリーと一緒に英語を覚えることで、自然と文法力、語彙力が身につくように工夫されています。
多くの海外の話題に接することで、長文アレルギーも徐々に克服できます。中でもニュース英語などはTOEIC対策に最適。テキストやネットを活用して多読・速読を積み重ね、要領をつかむことが肝要です。
2)TOEIC受験者を意識した番組作り
英語の語学講座数は格段に増え、レベルやニーズに応じて充実したラインアップとなっています。また、番組づくりやテキストの練習問題など、それぞれの講座がそれぞれのレベルにあわせて、TOEICに役立つようになってきているので、結果的に実践問題を積み重ねることにつながるはず。
コストの安さも魅力
3)リスニング力アップに効果大
TOEICはリスニング45分100問、リーディング75分100問、総合スコアは最低点10点から最高点990点の間で5点単位となっています。マークシート方式で、大体3つか4つの選択肢から1つの正解肢を選ぶので、勘でマークしても確率的には3割程度正解できます。しかし、実際にはリスニングが得意にならなければ高得点は狙えません。
市販の英語教材や専門学校では1人か2人の発音しか聞けないことが多いと思いますが、ラジオ講座では、さまざまなネイティブスピーカーの、多様な英語のリスニングシャワーをあびることができます。この体験がTOEICだけでなく、就職した後にも役立ちます。もちろんリスニングにも基礎的な文法力が必要なのは言うまでもありません。
4)コストが安い
テキストは毎月432円(税込み)のものが多く、就活生には安いコストが魅力。以前はラジオ講座の放送時間帯にスケジュールを合わせることが大変でしたが、今では1週間前の放送がいつでもネットで聞けます。反復練習も自由自在。忙しい就活生にとっても便利です。
5)英語上達の王道は継続
語学は誰でも続ければ上達します。難しいといわれている言語であっても、現地では子どもでも言葉を使っているではありませんか。半面、どんな達人でも、継続しなければ忘れてしまいます。実はこの「継続」が一番難しいのですが、ラジオ講座はマラソンの伴走のような役割を果たしてくれます。
もし疲れて中断しても、もう一度やり直せばよいのです。A little language goes a long way. (少しの言葉でもとても役に立つ)。就活、仕事のチャンスも広がりますし、旅行での出会いや楽しみも増えるので物の見方が変わり、人生も豊かになります。
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