家が自然に片づく!「トヨタ式片づけ」の威力 ごちゃつく最大の原因「おもちゃ」も退治

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1つ目は「姿置き」。これは製造現場でも、工具などの備品を保管・管理する際に使われている手法で、保管場所にその物の形を描いておく方法です。

これが「姿置き」! こうすれば、片づけも楽しい遊びになります

そうすることで、何を置く場所なのか、それが今あるのかないのかを知ることができます。物の形をかたどるので、視覚的に「見てわかる」「迷わない」。加えて、ある形に物をはめ込んでいくので、一種のパズルみたいなものです。

小さな穴があると指や物をつっこんだり、のぞいてみたり。子どもは何かに何かを入れるのが大好きです。パズルが好きな子どもも沢山います。その特性を生かせば、姿置きで物を片づけることは「楽しい」遊びになります。

2つ目は「区画線」。これも、製造現場で物の置場を示す手段として、非常によく使います。その線(=ルール)からはみ出していれば異常、収まっていれば正常と判断できます。つまり、どうずればよいかが「見てわかる」し、「迷わない」。明示する場合には、前回記事でご紹介したようにビニールテープが大活躍します。

子どもがいる家庭で、重要になる「3つの観点」

前回、家庭での片づけは「家族全員がわかる・できる・続けられるしくみづくり」がポイントだとお伝えしました。その原理原則は子どもがいても同じですが、追加で3つの観点が必要です。

1つ目は、「見てわかる」こと。大人であれば、決めたことを文字で書いておけば理解できます。しかし小さい子であれば、そもそも文字が読めません。漢字を使ったり難しい表現をするのは論外。分かりやすく言うと、日本語が読めない外国人にも分かるような表示にしましょう。イラストの多用や色に工夫することで、「読んでわかる」のでなく「見てわかる」ことが必要です。

2つ目は、「迷わせない」こと。子どもが判断を間違って、本人はやったつもりなのに実はできておらず、親に叱られた。こうなってしまうと、子どもは「せっかくやったのに」と嫌な気持ちになり、二度とやらなくなります。例えば、「この本棚をキレイにしてね」では、キレイの定義が子どもと親でずれている可能性があります。その場合には、「この本棚に置くのは10冊までにしようね」など、明確な基準を設けましょう。そうすれば、子どもも迷うことがなくなります。

3つ目は、「楽しい!」を引き出すこと。よほど聞き分けのよい子でもない限り、親が言ったことをすぐに・漏らさずやる子はいません。一方で、お絵かき・ゲーム・公園遊びなど、子どもは自分が「楽しい!」と思ったことは、親が止めても延々とやり続けます。この性質を利用するのです。

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