男が女との会話でやってしまう致命的なミス それだと妻に突然、三行半を突き付けられる
先日、フェイスブックのCEOのマーク・ザッカーバーグが2カ月の育児休暇をとることが話題になりました。決断の理由として、自身のフェイスブックページで「共働きの両親が新生児と時間を過ごすのは子どもにとっても家族にとってもよい効果があるとの研究がある」ということをきちんと明示しているところがCEOという立場ゆえんなのでしょうが、いずれにしても、どちらかといえばワーカホリックな印象のIT産業のトップが2カ月もの休みをとる、ということはほかの企業経営者にもインパクトのある出来事です。
家事や育児を手伝う男性が増えてきている
ひるがえって日本では、男性の育児休暇取得率は2.03%(平成25年度雇用均等基本調査)という、とんでもない低さです。一方で、みなさんの周りを見渡すと、お父さんがお子さんのお迎えに行っている姿をだいぶ見掛けるようになったのではないでしょうか。私自身、自分の息子たちを送迎していた10年ほど前より、抱っこひもやおんぶひも、“ママチャリ”でスーツ姿のお父さんがお子さんの送り迎えをしている姿を本当によく見掛けるようになったと感じています。
もちろん理由としては若い男性の結婚観や家族観が変わってきていることもあると考えられますが、切実な理由としては、世帯年収が大きく減っていることは無視できないでしょう。国税庁の民間給与実態調査統計でみてみると、1999年に461万円だった平均給与額が2014年には415万円と、この15年で10%以上も減少しています。
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