翻訳教室 はじめの一歩 鴻巣友季子著

翻訳教室 はじめの一歩 鴻巣友季子著

翻訳は、言葉の置き換えではない。だから訳は一つではないし、「正しい訳」というものもない。

いっとき他人になり、筆者の文章を一語一句に至るまで自ら当事者になって実体験するが、最終的には自分に帰ることで表現される。言い換えれば、「他者の言葉を生き、当事者となってそれを自分の言葉で実践(または再現)する」。それが翻訳だという。

自分以外のものになるのはけっこう難しい。言語の壁、想像力の壁を超えて他者を理解するには、共感に加え、解釈が必要だ。日本語のニュアンスも知らなければならない。

英書翻訳に新風を吹き込む翻訳家が、より深く、能動的に読書することの楽しさ、面白さを併せて語る。

ちくまプリマー新書 861円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 「米国会社四季報」で読み解くアメリカ優良企業
  • 女性の美学
  • インフレが日本を救う
  • 賃金・生涯給料ランキング
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
史上最大の上場に賭ける<br>ソフトバンクの思惑

12月19日、ソフトバンクが上場する。過去最大規模の超大型上場だが、祭りの後は楽観できない。親子上場による利益相反、高い配当性向、キャッシュの流出など懸念材料は多数。同社の大胆な戦略の前提である安定した収益成長が崩れる日、事態は……。