猫は日向ぼっこが大好き。季節にかかわらず、「コンフォートゾーン」を見つけては日向ぼっこをしています。
猫にとって日向ぼっこというのは、ちゃんとした意味があること。それは「ひとりになって自分を見つめ直す時間」なんです。ただぼーっとしているわけではなく、大切な時間です。
聞くところによると、日光に当たるということは、うつ病や不眠症の症状にとてもいい効果を及ぼすそうです。
オフィスワークの方はなかなか日光に当たるチャンスがないかもしれませんが、ランチのあとに近くの公園のベンチで、あるいは電車での移動中など、ぜひ昼寝をするときは「日向ぼっこ」を活用してみてください。
そこで5分でも10分でも自分との対話をしたり、あるいは居眠りなんかもすれば、午後のエネルギーもしっかりチャージされるのではないでしょうか。
嫌なことがあったら、とにかく寝る
実はこれこそが、私が猫から学んだ「上手に寝付く極意」ナンバー1です。
寝つけなくて悩んでいるとき、私の布団に入ってきた猫が、丸まるなり寝落ちしたのを見て「さすがだなぁ」と感心するやらあきれるやら。なぜこんなにすぐ眠れるのかと言ったら、「何も考えていない」「何の心配もしていない」からなんですね。
かつて私は、人間関係のちょっとしたことや、翌日の仕事の段取りなんかにあれこれ思いをめぐらし、それで寝つけないことがよくありました。
でも、あまりにノー天気な猫の様子を見ているうちに、悩んでいる自分がなんだかバカバカしくなってしまったんです。考えてみれば、布団に入って悩んだって別に何もいいことはないし、いいアイデアが浮かぶはずもないんです。
「だったら私も、考えるのやーめた!」と開き直った瞬間、すーっと眠りにつくことができました。嫌なことがあっても深く考えない、心配せずにとにかく眠る。その大切さを、私は猫から学びました。
わが家には私に「実演指導」をしてくれる猫たちがいますが、飼っていない方は寝る前に猫の写真を眺めてみるのもいいかもしれません。
明日は明日の風が吹く。今日のところは猫に学んで、何も考えずにぐっすり寝ちゃいましょう。
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