年内、あるいは年度内(2016年3月末まで)に、日経平均が高値を更新する可能性が十分あると考える。ただし、その場合の上昇相場は、筆者のイメージでは「アベノミクス相場の仕上げ局面」なのだが、はたしてどうなるだろうか。
安定したレースを見せるラブリーデイ
さて、今週は賞金額日本一の国内最高峰レースであるジャパンカップが行われる。馬主が獲得する賞金と、馬券で得る配当に関連はないので、このレースが特に重要だと思うのは馬券ファンとしては不適切なのだが、当たると特に気分のいいレースだ。
主にサンデーサイレンスの血のおかげで日本馬のレベルが上がった一方で、来日する外国馬の調子も含めたレベルが下がり、過去10年、5着以内に入った外国馬は5頭しかいない、「ホーム有利」の傾向が強いレースだ。
今年あたりはそろそろ外国馬の連対くらいはあってもおかしくないと思いつつも、軸は日本馬のラブリーデイだ。5歳の今年になっての急激な本格化だが、レースぶりが器用で安定しており、マイナス材料が少ない。
対抗にはショウナンパンドラを採る。前々走オールカマーのレースラップのレベルが高く、2着馬ヌーヴォレコルト、5着馬マリアライトは次走のエリザベス女王杯の1、2着だ(1着はマリアライト)。前走の天皇賞でも外枠を考えると健闘している。オッズによっては、こちらを頭にして買う手もある。
単穴にはアドマイヤデウスを抜擢する。日経賞では、今回も上位人気が予想されるサウンズオブアースを1キロ重い斤量で完封している。配当的に妙味がある。連下は、伸びしろがあって斤量有利の3歳で外国馬でイラプト(仏)、ナイトフラワー(独)を、同じ理由で日本のGⅠ2勝の3歳牝馬ミッキークイーンまで押さえたい。
先日、パリでテロがあったのでトリップトゥパリス(英)という名の馬が気になるが、この種の連想で馬券を買うのは、筆者の趣味ではないから我慢する。しかし、「9.11」のテロがあった2001年の有馬記念が、マンハッタンカフェ(1着)とアメリカンボス(2着)で決まった故事があるので、この種のことに意味を感じる方には、ご参考まで。イラプトと2頭で決まれば、英仏同盟だ。
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