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「いつの間にあちこち復活?」 大行列→次々撤退《クリスピー・クリーム・ドーナツ》が"大逆転した"現在…驚きの「行列のできない店」という戦略

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  • 岩崎 剛幸 経営コンサルタント/ムガマエ代表取締役社長
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それに加えて、セブン-イレブンの揚げたてドーナツによるドーナツ市場への再参入や、丸亀製麵の「丸亀うどーなつ」といった異業種参入により、「ドーナツ自体への関心が高まり新たなブームが起きている」とも指摘しています。

また、25年のドーナツ市場は1678億円と、前年比9.9%増と予測しています。さらに26年も市場は拡大すると見込まれています。まさに今が日本のドーナツ市場成長の時と言えるかもしれません。

今は「第5次ドーナツブーム」を迎えている

新たなブームが来ているというドーナツ市場。これまでにどのような経緯をたどってきたのでしょうか。

日本では現在、「第5次ドーナツブーム」と言われています。

第1次はミスドや「ダンキン」がオープンした1971年。そこから長らく日本ではドーナツと言えばミスド、ダンキンという時代が続きました。

それが2000年代に入り、外資の本格参入を受けて変化を始めます。その先鞭をつけたのが06年のクリスピー日本上陸です。

クリスピーの登場以降、日本ではさまざまなドーナツ専門店がオープンするようになりました。その意味では、ドーナツ業界に旋風を巻き起こした会社がクリスピーです。日本のドーナツ市場のおよそ9割を占めると言われる“ミスド独占市場”に風穴を開けたという点でもその存在感は際立っていました。

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【クリスピーの「盛衰の歴史」】

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