物価高が追い風に?——激安中国発EC「Temu」でブランド米や和牛が売れているリアル。安さにつられて買いまくったら「まさか」の展開に驚いた
アプリを開くと、信じられないほど低価格の商品が次々に表示される中国発の越境EC「Temu(テム)」。
「安かろう悪かろう」との批判も絶えないが、最近、日本のブランド米や和牛まで売られているのをご存じだろうか。
楽天市場やアマゾンでも同一商品が販売されているが、Temuが最安値であることが多い。食品の取り扱いを始めて以降、物価高を背景にTemuの日本のユーザー数は急拡大し、楽天、アマゾンとの差を縮めつつある。
“怪しさ”感じるほど安い
ある日、着ていたポンチョを知人に褒められ、「Temuで600円で買った」と言うと、「え、大丈夫?」と相手の顔が一瞬、曇った。
何を心配しているのか尋ねると、「中国の怪しいアプリなんだよね」と返ってきた。
Temuは中国のPDDホールディングスが展開する越境ECプラットフォームだ。2022年9月にアメリカでサービスを開始し、23年7月に日本に上陸した。
ワンピースが1000円、アイシャドウが200円――。
これだけの安値を実現できる背景には、PDDホールディングスが中国のECプラットフォーム「拼多多(ピンドゥオドゥオ)」の運営で築き上げた巨大なサプライチェーンがある。
日本では24年にCMを大規模投入し、認知が一気に拡大した。決済手段にPayPayを追加するなど、ローカル化も進めている。
参考:激安EC「Temu」テレビ、YouTubeで広告増える謎(東洋経済オンライン、24年9月27日掲載)
ただ、同じ中国発の越境ECであるSHEINがたびたび炎上している影響もあり、「怪しい中国アプリ」というイメージを持たれることも少なくない。


















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