週刊東洋経済 最新号を読む(5/16号)
東洋経済オンラインとは
キャリア・教育 #ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?

「なぜうちの子は動かないの?」と嘆く親が見落とす盲点。子どもは「親が"本気で"変わる」瞬間をずっと待っている

6分で読める
  • 石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

子どもは、完璧な親に憧れるのではありません。本気で向き合う親の姿から、“生き方”を学ぶのです。

「どうすれば子どもが変わるのか」と考え続けても、なかなか答えは見つかりません。なぜなら、答えは子どもの中ではなく、親の心の中にあるからです。

まずは一度、立ち止まってみてください。次の問いかけをしてみてください。

「私が本気で変わる」と決めたとき、何を手放し、何を始められるだろう?

・「べき」「ねばならない」を少し手放す
・「こうあるべき」より「この子らしく」を大切にする
・「評価」より「理解」に目を向ける

こうしたちょっとしたささいなことが、やがて大きな親子の信頼の土台を築いていきます。

子どもは、親の“変化”をずっと待っている

筆者が37年間の教育現場で出会ってきた子どもたちから次のような言葉をこれまでたくさん聞いてきました。

「お母さん(お父さん)は最近怒らなくなった」

「前より話しやすくなった」

「最近、家の雰囲気が明るくなった」

つまり、子どもたちは“親が変わること”を、心の底で待っているのです。叱られたくないからではなく、「自分を信じてほしい」「見てほしい」「愛してほしい」という願いがあるからです。

「子どもに変わってほしい」と願うその気持ちは、愛情の裏返しです。けれども、その愛情が「心配」や「焦り」に変わると、やがて子どもを縛ってしまいます。

子どもに変わってほしいと思っても、親自身が“本気”で子どもへの対応を変えると決めなければ、いつまでも子どもは変わりません。そして、子どもは親の本気の変化を待っています。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象