「なぜうちの子は動かないの?」と嘆く親が見落とす盲点。子どもは「親が"本気で"変わる」瞬間をずっと待っている

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「その子へのかかわり方を“本気で”変える覚悟がありますか?腹をくくれますか?」

すると、多くの方が一瞬、沈黙されます。

「もちろん変えたいです」と言葉ではおっしゃるのですが、実際には多くの親御さんが「子どもを変える方法」を探しているだけで、自分の在り方を変えようとはしていないのです。

そもそも、この根本がズレてしまうと、その後のアドバイスは、すべて無に帰することになります。たくさん子育て本を読んだり、たくさんセミナーに参加したりして莫大なお金をかけても、まったく変わらないのは、根本のスタートラインが違うからなのです。

子どもは敏感であるため、親が本気であるかどうかはすぐに判断します。そこが変わらない以上、表面的な声掛けやテクニックをいくらやっても焼け石に水なのです。

「本気で変わる」とは、“子どものせい”にしない覚悟

たとえば、次のような親子の会話でよく使われるフレーズがあります。

「なんでちゃんと勉強しないの!」

「なんで言われたことができないの!」

この「なんで?」という言葉には、無意識のうちに“責め”のエネルギーが含まれています。そして、責められた子どもは「どうせ何を言っても無駄だ」と感じ、心を閉ざしていきます。

では、「本気で変わる」とは、どういうことでしょうか。それは、“原因を子どもに置く”のをやめることです。「子どもが変わらない」ではなく、「自分のかかわり方が変わっていない」と受け止めることなのです。この視点を持てた瞬間から、親子関係は劇的に動き出します。

子どもは驚くほど敏感です。親が本気で変わろうとしているとき、その姿勢を見逃しません。

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