5年後、日本は女の「名ばかり管理職」だらけ? 酒井穣×太田彩子、2020年「働き方のリアル」

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酒井:あとは自分の実力を定期的に見つめなおしてみることをおすすめします。というのも、これから女性たちは2020年頃までは、実力以上の期待を背負わされます。管理職研修に参加したり、男性と同じように役職を任されたりする人も出てくるでしょう。

ですが、それは多くの日本企業が「いつまでに何名の女性の管理職を作る」という目標を持っているからです。それは果たして、本当に自分の実力で手に入れたものなのか、それとも制度によって与えられたものなのか、よく考えたほうがいいですね。

「名ばかり管理職」に終わらせないために

太田:女性が「名ばかり管理職」のような扱いを受ける可能性もあるのかと想像するだけで怖いと感じます。

酒井:そうですね。そうならないためにも、男性並、それ以上の活躍が求められることでしょう。ただ、それが男性社会的な、休日の出張や徹夜の残業だと、困ったことになります。ここは、会社側の問題です。

太田:ただ、女性の中にも今の風潮をチャンスに捉えている方もいます。そういう女性たちが将来、自分の実力で高いポジションに立つことによって、どんどん会社の男性的なカルチャーも変わっていくんじゃないかと、私は期待もしています。

※ 後編は11月27日(金)の配信予定です。お楽しみに!

(構成:紐野義貴 撮影:名鹿祥史)

営業部女子課とは、主宰の太田彩子が2009年に立ち上げた、営業女子を応援するためのコミュニティです。女性営業職の活躍を拡げることで、結果男女ともに輝きながら働ける社会創造を目指しています。詳しくはこちらをご覧ください。

 

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