40代会社員を襲う「中年の危機」、転職する自信も余力もないのに"仕事のミス"が忘れられない…八方塞がりから抜け出す3つのテクニック

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

ヒカルさんはいわゆる「中年の危機」も重なって、なかなか気持ちが切り替えられずにいるようです。「このままでいいんだろうか」という焦りと、一方で養う家族や家のローンもあるため、簡単には身動きがとれないのです。会社からはリスキリング(学び直し)なんて言われるけど、そんな余力はありません。どうしたらいいのでしょう。

【相談の要点】
• 仕事で失敗したことについて次に活かすために反省したい
• くよくよ悩みすぎて休みの日が台無し
• 中年の危機でこれからどのように生きていくべきかわからない

認知行動療法の視点で捉える

仕事のミスで落ち込んだ時に、役に立つ「ひとり反省会」とそうでないものがあります。

ミスの後に再び同じミスを繰り返さないために有効なのは「反省」です。自責し続ける「反芻」では、解決策が出てきません。後者はうつ病の再発の引き金にもなりかねません。必要なのは反省です。反芻はやめましょう。

それでも持て余したつらい感情をなるべく和らげて、休日に気分転換できるようにする2つの方法を紹介します。うつ病の治療で効果が検証されている認知行動療法のテクニックである、行動活性化と、言葉を定義する技法です。

また、ヒカルさんの悩みを深くしているのは中年の危機でもあります。中年の危機とは、40〜50代で社会的な変化により、このままでいいのか、と人生に悩む現象のことをいいます。

「自分は何がしたいかわからないけど、今のままでは嫌だ、でも身動きもとりにくい」という八方塞がりの状態です。こうした悩みは大なり小なり誰しも抱えるものかもしれませんが、ヒカルさんの場合は日々の生活と仕事に追われて、この問題に真剣に向き合えずにきました。

次ページ認知行動療法のテクニックを使う
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事