「え、おいしい!?」 漢方が飲みやすい時の意外な原因。"自分の症状にマッチ"すれば苦くない、服用のタイミングは<朝・おやつ時・寝る前>

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ただし、お話ししたような成分の重複チェックや作用の方向性の確認など、安全性への配慮は欠かせません。漢方医や漢方にくわしい薬剤師など専門家のアドバイスを受けながらチャレンジしてみてください。

ちなみに、漢方にくわしくない医師や薬剤師に併用について相談すると、控えるように助言される場合があるかもしれません。

これは、先ほどお話しした甘草の副作用を懸念するからだと思います。何しろ、7割の漢方薬に含まれていますから、併用を慎重に判断する傾向があるのです。

しかし適切な組み合わせであれば、単独では得られない効果が得られる可能性があります。成分の極端な重複を避け、作用の方向性が合っていれば基本的に問題はないと考えていいでしょう。ただしこの場合も、妊娠中や高齢者の方、持病や服用中の薬がある方、病気の予後などはかかりつけ医に相談しながら、漢方の奥深い世界に触れていってください。

副作用について正しい知識を持とう

漢方薬の副作用について、ここできちんと整理しておきましょう。

よく「漢方薬は、副作用がありませんよね?」と聞かれますが、薬である以上、西洋薬と同じように副作用はあります。ただし、むやみに恐れる必要はありません。正しい知識を持てば、安心して漢方薬を活用できるようになります。

まず知っておいてほしいのは、漢方薬で命に関わるような重篤な副作用が起こることは極めてまれだということです。

漢方薬には、2000年以上の長い歴史があります。言い換えれば、人類が2000年かけて壮大な臨床試験を行ってきたようなもの。その中で安全性が確認されたものだけが、現在まで受け継がれているのです。

さらに、日本で使用されている漢方薬には、もうひとつ安心できる理由があります。現在、国内で製造されている薬は、厳しい基準をクリアしています。動物性の生薬はほとんど使われておらず安全性が確認されているものばかりなのです。

次ページ体に永続的なダメージを与えることは非常に少ない
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