急激な血圧の降下は「失神」を招くことも…【高血圧を気にしている人】が抱きがちな"4つの誤解"
暑い夏にこそ注意すべき「血圧上昇」の危険行為
血圧は冬(寒い時期)に上がりやすい。そのように考えている人は多いのではないでしょうか。
塩分の多い食事が増えたり、寒さで血管が収縮したり、運動不足になりがちだったりと、さまざまな理由が考えられます。そして実際に、冬場は血圧が上がりやすい傾向にあります。だからこの認識は、間違ってはいません。
それならば、夏場は安心できるでしょうか。じつはそうとはいえない部分があり、夏の暑い時期にも血圧上昇の危険がひそんでいます。
まず気をつけたいのは、冷たい飲み物です。猛暑のなか汗をかき、のどが渇いたところに、よく冷えた水やお茶をグイッとひと飲み!
とてもおいしいですよね。バテバテになった体に活力がみなぎり、生き返った気分になるでしょう。ただし、その裏で体にある異変が生じている可能性があることを、見逃すわけにはいきません。
冷たい飲み物をのどに一気に流し込むと、食道の近くにある心臓が急激に冷やされて血管が縮み、血圧の上昇や胸痛(狭心症)をまねくことがあるのです。



















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