"ふんわり退職"が増えている!? 「3割が入社3年以内に退社」のリアル。転職・退職を迷ったら「キャリアプランをどう描くか」を考えてみる

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キャリアプランは1年単位で
(画像:『転職・退職を考えたら知りたいことが全部のってる本』)

そう考えると、それが果たして今の会社で実現できるのかどうかが見えてくるのではないでしょうか。

転職の面接でも「キャリアプランをどう考えますか?」と聞かれることはあります。でもそれは会社が求めている数年後の社員の姿と、あなたの自己イメージにずれがないかを確認したいからなのです。

着実に社員を育てたい会社で「3年後には社長を目指します」と言えば、ミスマッチな印象を持たれてしまうでしょう。大きな夢を語ることがキャリアプランではないのです。

先輩のキャリアプラン
(画像:『転職・退職を考えたら知りたいことが全部のってる本』)

低成長業界の未来が暗いとは言い切れない

会社の将来性は給料や待遇にかかわるので気になるところ。花形産業は時代によって変わりますが、令和の今、伸び盛り業界の筆頭はデジタル産業でしょう。

中でもDXは国が重点施策と位置づけています。DX支援を行うシステム開発会社やコンサルティング会社、自社で積極的にDXを推進している会社には勢いがあります。AI関連企業、半導体企業なども伸びています。

一方で、保育や教育産業などは人口が伸びないので過当競争になり、厳しい業界です。医療や介護分野もとても大切な仕事ですが、給料は伸びづらい傾向にあります。

転職・退職を考えたら知りたいことが全部のってる本 (知りたいことシリーズ)
『転職・退職を考えたら知りたいことが全部のってる本 』(主婦の友社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

ただ、「低成長の業界だから会社の未来は暗い」と決めつけるのも早計です。生き残りをかけてさまざまな取り組みをした結果、業績を伸ばして待遇がいい会社もあるからです。

普通のネジだけでなく、特殊形状ネジを作ってニッチな商売を狙うなど、チャレンジ精神のある会社は、たとえ低成長産業でも伸びる可能性があります。

自社の製品やサービスに希少性があるか、前例踏襲ではなく新しいことにチャレンジしているかどうかも、会社の将来を見きわめるうえでのポイントです。

佐野 創太 「退職学 ®」研究家

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さの そうた / Souta Sano

「退職学®」の研究家/メルマガ「キャリアの休憩室」編集長。

1988年、静岡県浜松市生まれ、神奈川県横浜市育ち。慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、2012年に大手総合人材系企業に新卒で入社。

転職エージェントとしてベンチャー企業から大手企業の中途採用と求職者の転職を支援する。シンクタンクに転職するも1カ月で早期退職、無職となる。

新卒で入社した企業に契約社員として出戻る。正社員復帰後、新規事業の責任者として求人プラットフォームを立ち上げ、Webメディアの編集長と採用担当を兼務。

介護離職を機に2017年に退職学Rの研究家として独立。自身が「会社辞めたい」ループに悩んだ経験と、のべ1500名以上のキャリア相談から「退職後も声をかけられる最高の会社の辞め方」を体系化した。

著作には香港版とタイ版、新装版となった『脱会社辞めたいループ』(サンマーク出版)、「ワケあり」でも転職できる「再現性の見つけ方」をテーマにした『ゼロストレス転職99%がやらない「内定の近道」』(PHP研究所)、『転職・退職を考えたら知りたいことが全部のってる本』(主婦の友社)がある。

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