「活気がある職場」も「熱血指導」もNG! 「あけおめ退職」も辞さない今どきの若手社員にダメ出しされないために、上司はどう振る舞うべきか

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今の日本では、ほぼ確実に上司側がこの深い海溝を埋めなければならない。パワーバランスという観点において、今の若者たちは圧倒的優位にあるためだ。

お客様化する若者たち

安定した安全安心ライフを求める若者たちと、主体的にリスクを取って行動してほしいと考える先輩・上司たち。この線引きにおいて、今の日本は若者側の圧勝になる。
こうしてつぎつぎと若者への配慮が積み重ねられ、お客様化していく。
そうやって今の若者たちが「無敵化」していると僕は感じる。(135ページより)

いまに始まったことではなく、過去の世代も新人時代には「いまどきの若い奴は」とバッシングされてきた。そういう意味では、昔もいまもたいして変わらないという見方もできるかもしれない。

だが、Z世代は明らかに前の世代とは違った傾向を持っているようでもある。本書を読むとそのことがよくわかるが、だからこそ上司世代は冷静に状況を把握し、よりよい策を見つけていくべきなのだろう。悲観的にならず、無理をしてでも楽観的に。

印南 敦史 作家、書評家

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いんなみ あつし / Atsushi Innami

1962年生まれ。東京都出身。広告代理店勤務時代にライターとして活動開始。「ライフハッカー・ジャパン」「ニューズウィーク日本版」「サライ.jp」「文春オンライン」などで連載を持つほか、「Pen」など紙媒体にも寄稿。『遅読家のための読書術――情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣』(PHP文庫)、『いま自分に必要なビジネススキルが1テーマ3冊で身につく本』(日本実業出版社)『「書くのが苦手」な人のための文章術』(PHP研究所)、『先延ばしをなくす朝の習慣』(秀和システム)など著作多数。最新刊は『抗う練習』(フォレスト出版)。

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