まさに無敵そのもの。ちなみに弱点は以下のようになるらしい。
◆異性が集まった場
◆同世代のいない世界
◆やりたいことが見つかった友だちから放たれる光
(「はじめに」より)
もちろん著者は「最近の若い奴らはねー」と上から文句をつけようとしているわけではなく、ただ事実に焦点を当てているだけだ。そのため読者も同じくらいの目線に立つ必要があるが、いずれにしてもそうした若者の実態を理解しておくことは無駄ではないだろう。そうして得た知見は、ビジネス環境においても役立ってくれそうだ。
昨今の理想の上司像
驚かされ、同時にちょっと笑ってしまいもした点がある。無敵な若者たちの気質は、昨今の「理想の上司像」にも強く影響しているという指摘だ。ここでは日本能率協会が全国の新入社員を対象に調べたという「理想の上司像ランキング」が紹介されている。
一定の期間をあけ、その時々の新入社員に対して行ったアンケートの結果も並列されているのだが、年ごとの違いがわかりやすく示されているのである。
注目すべきは、断トツの人気となったのが「仕事について丁寧な指導をする」上司だという点。また、順位は上位ではないものの「部下の意見・要望に対し、動いてくれる」上司もウケがいいようだ。“動いてくれる”ことを評価するあたりには、部下というよりはお客様っぽいスタンスを感じてしまうのだが。
で、そうなると当然ながら、「場合によっては叱ってくれる」「仕事の結果に対する情熱を持っている」などは低評価となる。昭和や平成のような熱血上司は、必要とされていないのだろう。
一方、株式会社SHIBUYA109エンタテイメントが行ったというアンケートの結果も、なかなかどうして味わい深い。各項目に着目してみると、Z世代らしい得票差を確認することができるのである。


















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