「活気がある職場」も「熱血指導」もNG! 「あけおめ退職」も辞さない今どきの若手社員にダメ出しされないために、上司はどう振る舞うべきか

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上位を独占する「分かりやすい言葉で説明してくれる」「丁寧に教えてくれる」などに顕著な“お客様スタイル”は上記のランキングと同じだが、特筆すべきは著者が興味深いとしている中位付近の項目だ。

「リーダーシップがある」「決断力がある」など、リーダーにとって重要であるはずの項目が、順位的には真ん中へんに固まっているのである。「尊敬できる」の位置も地味だけど、尊敬できてこそ優秀な上司なんじゃないかと思うんだけどなあ。

つまり、このデータが示すことはこうだ。
上司とは、決断力がなくてもいいし、尊敬できなくてもいいから、とにかくわかりやすく教えてくれることが大事。
これって「理想の塾講師像」の間違いじゃないの?
と、思ってしまう。(131ページより)

まさに同感だが、もしこれらが理想的な上司のあり方なのだとしたら、「しっかり叱ってくれる」「威厳がある」など、本来あるべき上司像がまったく評価されていないことにも納得せざるを得ない。

なお、「気軽に相談しやすい」が第3位と高い位置にあり、やや低めながら「プライベートも理解してくれる」なども評価されているので、「食事はともかく、やはりフレンドリーな関係がいいんだな」と思ってしまいそうだが、著者によればそれは勘違いの可能性が高いようだ。

プライベートに理解があって、気軽に相談しやすいといっても、何も個人的な話までシェアしたいわけではない。友だちのように仲良くしたいわけでは、決してない。
そうではなく、とことん若手のプライベートに配慮があって、何を相談しても怒らず、不機嫌にもならず、とにかく丁寧に教えてくれる上司がいいのだ。(131ページより)

若者たちが職場に求めるもの

では、若者たちは職場になにを求めているのだろう。その点に関しては、株式会社リクルートマネジメントソリューションズが実施した「新入社員意識調査2025」の結果が引用されている。

理想の上司
(出所)『無敵化する若者たち』
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