頭ではわかっていても、心に迷いがあると、大事な瞬間にまちがった判断を下してしまいがちだが、そんなときこそ、感情をコントロールすることで成功に近づける。
あなたが「普通の人」ならば、どうする
大きな利益を出す人やベテラン投資家は、お経(!)をよく読むそうだ。般若心経を唱えながら、買いたい瞬間にぐっと我慢し、売りたい瞬間にも、またぐっと我慢する訓練を積むのだという。
ただ、株価チャートが変動するのを見ても平常心を保つのは簡単ではない。
だから、プロの投資家やトレーダーも株を買うときは、投資に使う元本が100だとして30を投資するか80を投資するかを決めて、予想とちがう動きを見せたときは、機械的に損切り(損失が出ている投資商品を、さらに損失が拡大するのを防ぐために売却して、損失確定させること)する訓練を常にしている。
株を買う時点で、損切りはいくらになったら実行するのか、などの条件を決めておくのだという。
これに関連して、ヨーロッパの伝説の投資家といわれるアンドレ・コストラニーは「株式市場での心理学の役割は、いくら強調しても足りない。心理学は短期的、そして長期的に株式市場の90%を決定する」と語っている。
人間は、理性的かつ合理的なようでいて、思いのほか合理的ではない。
だから、マイナスになった株を何年も手放せずに紙くずになってしまったり、焦りから、もっとも価格が高いときに家を買ってしまい、住宅ローンの支払いで家計が苦しくなってしまったりする。
そんな選択をしないでほしいと願っているけれど、残念なことに、誰でもそんな失敗をする可能性がある。
だから、再起できないほどの失敗をして後悔したくなければ、まずはお金の心理学から学ばなければならない。
世界的な投資家のジョージ・ソロスが言うように、人間のまちがいやすさや不確実性を知っておけば、投資や事業はもちろん、人生をも成功に導くことができる。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら