日本人が中国国境都市の「北朝鮮レストラン」を巡ってみた結果…パスポート提示からの入店拒否?そして最後に起きた"意外な出来事"

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中国人女性がジェスチャーで教えてくれた先には、上下の服がワインレッド色、首元に白色のスカーフを巻いた、北朝鮮出身の女性が5名ほど働いていた。年齢は20代前半くらいで、みんなスラッとした容姿をしている。

私は中国人女性のオススメする北朝鮮料理とビールを注文してから、自分の席に着いた。すぐに北朝鮮人ウエイトレスがやって来て、ボトルに入った温かいお茶を湯呑に注いでくれた。その女性は黒髪で、髪を後ろに縛っていた。金色のマークが付いた黒色のヒールを履いている。接客は淡々としていて、特に笑顔などはない。

ビールを持ってきてくれたのは別の北朝鮮人女性だ。その女性は私の目の前で瓶ビールを開けてくれた。が、1本しか頼んでないのにビールを2本持ってきている。私は指をさしながら「one!one!」と話しかけてみた。が、どうやら英語はまったくわからないようだ。私は身振り手振りで、「1本でいいよ」と伝えた。その女性は「ああ、なるほど!」といった表情をした後、ニコッと笑顔を見せてくれた(そしてビールを持って去っていった)。

北朝鮮ビールの味は…あのビールに似ている!

さてさて、楽しみにしていた北朝鮮ビールを飲もうじゃないか。グラスに注ぎ、グビッと飲んでみた私の感想は……かっー! 沁みるー! あっさりした感じのビールで、味は青島ビールや韓国のビールなどに近い感じ。ラガー感が少しあって、エール感はない。中華料理など、油っぽい料理に合いそうなビールだ。全然飲めるし、むしろおいしい。

大同江ビール
ネットで調べたところ、このビールの名前は「大同江ビール」と呼ばれているらしい(写真:筆者撮影)
北朝鮮 ビール
箱積みされていた北朝鮮のビール(写真:筆者撮影)

1人でチビチビと飲みながら食事が来るのを待っていると、席の近くで日本語が聞こえてきた。40代くらいの男性2人組で、1人は中国人なのだろう、訛った日本語を話している。私は席を立って近づき、「こんにちは」と話しかけてみた。その男性たちは「え、日本人?」「何処から来たの?」「1人旅?」など、フレンドリーに接してくれた。

私はその男性たちに「ここの店員さんって北朝鮮の人なんですか?」と質問してみた。彼らは「そうだよ」「この店は北朝鮮レストランの中では、どちらかと言うとゆるめの雰囲気の店かな」「この近くにある松濤園ってとこは厳格な感じだから、そっちも行ってみるといいよ」などの情報を教えてくれた。

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