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「母が苦しんでも、子どもが苦労してもいい」…【家族関係のもつれ】から自由になるために"手放すべき感情"

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  • Jin 佐伯仁志 元心理カウンセラー、「魔法のうた」シンガーソングライター
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だからこそ、人生で、悩みがあるくらいのほうが「いまはいまで幸せ」なのかもしれないですね。

僕も病気がまったくないのが「健康」だと思ってたけど、そんなこともないと知りました。ときどきケガしたり風邪をひいたりすることで実は免疫力が高まるんだってね。

ある程度悩みがあってそれでも笑って生きられたらいいね~! 毎日晴ればかりで雨が降らないと「困る」もんね。雨ばっかりも困るけどね(笑)。

本音で生きようといわれても、そうすぐには無理ですね。人生は急には変わりません。気分よく過ごせる日もあれば、家族、特に親に対するモヤモヤした思いが溢れ出てきて、どうしようもない日もあるでしょう。

せっかく自分の本音や、ありのままの自分を掴みかけているのに、親に対する消えない思いや「がまん」を、どのように解消していけばいいのでしょう?

実は、答えはとてもシンプルです。

親を許すこと――。許すってなんだろう? 自分という人間は、親のDNAでできてる。だから、親を嫌うのは自分を嫌うことになっちゃう。これはとても損だ!

でも、許すってとても難しい。理屈ではわかったとしても、特に親にひどいことをされてきた場合は、悔しくて、受け入れがたいことでしょう。それでも、許す(「嫌わない」ぐらいでもいいのかも)。

「倫理や道徳」でなく「打算」で許してもいい

自分の得のために、許す。打算でもいい。倫理や道徳ではなく、損得を考えて許す!

許すということは、「損」をするということ。謝ってもらってなくても、ひどいままでも、覚悟を決めて、あなたはまず「自由に生きるという得」のために「損」をすればいい。

そうして親を許すことで、あなたは親にとらわれる必要がなくなります。そうしてはじめて、親の呪縛から解放されるのです。

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【仲が良いゆえに心配になることも…】

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