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「母が苦しんでも、子どもが苦労してもいい」…【家族関係のもつれ】から自由になるために"手放すべき感情"

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  • Jin 佐伯仁志 元心理カウンセラー、「魔法のうた」シンガーソングライター
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そしてやはり、「愛されたい」という欲望は、人間関係を壊してしまう最たるものといえるでしょう。いまパートナーとの関係で悩んでいる人は、この欲求から「いかに自由になるか」が分岐点となります。

では、どうすればいいかというと、パートナーに愛されようとしないことです。もうあきらめてしまってください。

意外に思えるかもしれませんが、恋人でも夫婦でも、とにかく愛されようとして、相手を振り向かせるためにがんばらないことが重要です。

モテるテクニックなんてのも、結局はモテる人がやっていること、つまり、モテようとしない、求めない、愛されようとしない、なのです。だってそんなことしなくてもわたしは、愛されるんですから。

不思議ですが、求めるのをやめたとき、求めていたものが手に入ることも多いですね。

だから、勇気をだして「愛されよう」「嫌われないために」という気持ちや行動をぐっ! と吐きそうなぐらいがまんするのです。すごいことが起きますよ。世界がひっくり返りますよ。

結婚相手は「あなたのかくした一部」を持っている

せっかく愛し合って結婚したはずなのに、結婚生活がはじまると互いの嫌な部分が気になり、どうにもがまんできなくなることがあります。

なんでそんなに「わたしは」腹が立つのだろう。それは、かつて自分が「こんなの嫌!」と捨てた自分を見せられたり、してはいけない! と自分が抑えつけてきたものを見せられたりするから。

実は、結婚相手はそんな「あなたのかくした一部」を持っている人であり、なにかにつけてホラ、これもおまえだよ、うけ入れろ、と見せつけてくるのです。

例えば、夫がだらしないのは、あなたが「だらしない自分」を捨ててがんばっているから。もしくは、自分もときには「だらしなくしたい」と思っているからだったりします。

多くの場合、相手に悪意はなく、ただあなたの本当の思いを、鏡のように映し出しているだけです。

だから、僕はみなさんに「がまんしなくていいよ」とよくいいます。

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【誰かに頼って生きていい】

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