仏教に学ぶ「家族との距離感」を整理する心得3つ 年齢を重ねれば当然、関係性も変わってくる
お互いを認め合う独立国家のような関係に
夫は外で働いて生活費を稼ぎ、妻は家庭をしっかり守る良妻賢母。そんな夫婦のイメージは、今は昔の話です。
経済も家事も対等だったり、婚姻という法律に縛られないパートナーのような関係だったりする若い世代の夫婦関係を見て、「これまでの自分たちとは違う夫婦の形もありかもしれない」と思うことがあるでしょう。
とはいえ、私は、何十年も連れそった夫婦に、まったく別の、新しい夫婦の形を提案するつもりはありません。今までの夫婦の関係を、少しだけ変化させてみてはどうかと思うのです。
その土台になるのは、"自分だけ働いてきた""自分だけ家事をしてきた"という自己犠牲の思いを捨て、"あなたのおかげで働けた""家事に専念できた"という感謝の心で過ごすこと。これがないと、犬も食わないケンカがはじまります。


















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