「野球も人生も、失敗が勝因になる」栗山英樹がWBCの激闘で感じた、理屈を超えた"縁"の力

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栗山英樹氏は「負けている時に手を打っても、試合の流れが変わらないことが結構多い」といいます(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
WBCで世界一を奪還した栗山英樹氏は、「野球も人生も、失敗が勝因に繋がることがある」と語ります。理屈では説明できない「運」が勝負を分ける瞬間、リーダーはどうあるべきか。本稿は『1日1話、読めば心が熱くなる365人の人間学の教科書』より一部抜粋のうえ、栗山氏が考える勝運を呼び込む組織のあり方に迫ります。

試合を見ながら感じる「運に見放される」ということ

野球って失敗したことが勝因に繋がる。例えば、打ち損なったんですけど、ボテボテのゴロが間に抜けて、その1点で勝つとか。やっていることは失敗なのに、結果的に勝つという現象が起こる。

これは人生も同じだと思います。一所懸命やって自分ではうまくいかなかったものが、逆によい縁を生んで形になっていくことってありますよね。

勝つためにどうしたらいいかって追い込んでいった時に、試合を見ながらいつも感じていたのは、運を引き寄せるほうじゃなくて、運に見放されるほうです。

負けている時に、サインを出して選手を動かしたり交代させたり、様々な手を打つんですけど、何も試合の流れが変わらないことが結構多いんですよ。

で、その時に天から「いまのお前らの生きざまは絶対認めない。何をやっても俺は認めないから、こんなんじゃダメだと思え」みたいに言われている感じがするんですね。

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