さらっとした軽めの豚骨スープは、早朝は仕事終わりのドライバーや「朝ラー」を楽しむ客、夜間は飲んだ後の締めに利用する客、「おやつ感覚」で気軽に立ち寄る客と、時間を問わず愛されている。
変わらない一杯が、ここにある
17時を過ぎた頃、子どもの手を引くお母さんが店に入ってきた。厨房の向かいのカウンターに肩を並べ、餃子とラーメンを食べる。
変わらぬ一杯を求める人々の一日が交差する場所、「博多ラーメン はかたや」。
街が変わり、時代が変わっても、今日も変わらずここにある。
49年変わらないラーメン一杯290円は、どのように実現されているのか。
後編では、「博多ラーメン はかたや」を経営する昭和食品工業の澄川社長に、創業から守り抜いてきた価格の裏側、そこにかける想いを伺う。
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