「ラーメン1杯290円」で49年…24時間いつも満席「街の日常を支える一杯」を提供するローカルチェーンが明かす《値上げしない覚悟》と効率の極意

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さらっとした軽めの豚骨スープは、早朝は仕事終わりのドライバーや「朝ラー」を楽しむ客、夜間は飲んだ後の締めに利用する客、「おやつ感覚」で気軽に立ち寄る客と、時間を問わず愛されている。


変わらない一杯が、ここにある

17時を過ぎた頃、子どもの手を引くお母さんが店に入ってきた。厨房の向かいのカウンターに肩を並べ、餃子とラーメンを食べる。

変わらぬ一杯を求める人々の一日が交差する場所、「博多ラーメン はかたや」。

街が変わり、時代が変わっても、今日も変わらずここにある。

ラーメンを食べる親子

(筆者撮影)

49年変わらないラーメン一杯290円は、どのように実現されているのか。

後編では、「博多ラーメン はかたや」を経営する昭和食品工業の澄川社長に、創業から守り抜いてきた価格の裏側、そこにかける想いを伺う。

後編:「49年ずっと290円」激安ラーメンチェーンが値上げしないのに「売上は右肩上がり」の訳→社長が語る《味は引き、手間は足す》驚きの経営論
出張なのに、チェーン店ですか?
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サオリス・ユーフラテス インタビュアー・ライター

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さおりす・ゆーふらてす / Saoris Euphrates

1979年、佐賀生まれ。製薬会社勤務を経て、2007年より14年半リクルートエージェントに勤めた後、2021年に独立。福岡を拠点に人の人生を深掘りするインタビューや、経営者のアウトプットサポートをメインに活動中。
X:@osiris76694340

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