「ラーメン1杯290円」で49年…24時間いつも満席「街の日常を支える一杯」を提供するローカルチェーンが明かす《値上げしない覚悟》と効率の極意

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ハンバーガー店で呼び出しを待つより速い。ファストフードより、ファスト。その圧倒的な速さに驚く。

席に着いてレンゲや水を取りに行く時間は、出来立てラーメンを食べるうえでのタイムロスとなる。食券を買ったら、レンゲと水を準備してから席に着こう。

博多ラーメン

一杯290円の「博多ラーメン」(筆者撮影)
きくらげ具トッピング

別皿で出してもらったトッピングのきくらげ具(50円)をのせる。コリコリ食感が細麺に合う(筆者撮影)



軽やかなスープと、止まらない細麺

青ネギとチャーシュー2枚がのったシンプルな一杯をいただく。透明感のある豚骨スープに、自社工場で作られた1.28mmの細麺がゆったりと浸かっている。

澄んだスープ
澄んだスープ(筆者撮影)

さらっとしているスープは口に含むと、すっと喉元を通る。「濃厚」ではなく「軽やか」な口当たり。臭みはなく、豚骨スープのうまみを感じる。


細麺
自社工場で作られた1.28mmの細麺(筆者撮影)
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