1分32秒で出てくるラーメン
引き戸を引いて店に入ると「いらっしゃいませー」と元気な声が響く。横に長い店内は、厨房から真っ直ぐに伸びる通路を囲むコの字型のカウンター席が26席並ぶ。お昼のピークを過ぎた15時過ぎの店内にも、10名ほどの客がいた。
入り口の券売機に1000円札を入れる。堅粕店の店長・山中さんによると、人気のトッピングは「煮たまご(120円)」や「チャーシュー(100円)」とのこと。
博多ラーメン290円のボタンを押し、トッピングにきくらげ具50円、おつまみに酢もやし130円を追加。全部で470円。ワンコインで遅めのランチだ。
セルフの水とレンゲを準備して席に着くとスタッフが食券を取りに来てくれる。「麺の硬さは?」と聞かれ、「普通で」と答える。水を飲んでひと息つくと、酢もやしときくらげ具が運ばれてきた。
そして1分32秒後、「ラーメンです」。



















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