「翌日に疲れが残る人」が実践したい"対処法3つ"。「働きすぎ」と「ちょうどいい働き方」の境界線を精神科医が提言
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脳の仕組みを知っておけば、自然とコスパのいい働き方を見つけ出すことができます(写真:Fast&Slow/PIXTA)
「いつも疲れている」「体調を崩しやすい」「ムリがきかない」。近年、こうした体調不安を訴えるビジネスパーソンが増えています。
体力不足や体調不安は、パフォーマンスに大きく影響します。体力がないと注意力が散漫になって、仕事の凡ミスが増えます。体調に不安があると、粘り強くタスクに取り組めないだけでなく、疲労が蓄積しやすくなります。
体力のない人は、どのように仕事と向き合っていけばいいのか?
限りある自分のエネルギーを賢く配分して、体力のない人や体の弱い人が効率よく働く秘訣について、精神科医の和田秀樹氏の新刊『体力がない人の仕事の戦略』をもとに、3回にわたりお伝えします。
体調不良を最小限に抑えるためには、日常の働き方を冷静に見つめ直して、自分のできる範囲で修正や改善を図ることが肝心です。効率のいい働き方を心がけて、オーバーワークを回避することが、体力に自信のないビジネスパーソンにとっての最優先の課題となります。
翌日に疲れが残るまで働かない
体力に関するビジネスパーソンの悩みで、最も多く見られるのが、「一晩寝ても、疲れが取れない」というものです。
こうした悩みは、年齢が上になるに連れて多くなる傾向がありますが、これを単純に「年齢による体力の衰え」だけで片付けてしまうのは、少しムリがあります。
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