デジタル機器はとても便利な一方で、その画面から出るブルーライトや、一度に頭に入ってくる大量の情報は、脳や身体の負担となり、さまざまな不調につながります。
そのひとつが、睡眠の質の低下です。
実際に、近年ではスマホ依存による不調を訴える患者さんが本当に増えました。そういう方の場合、以下のような症状が複数出ているのにもかかわらず、検査をしても異常は出ません。
• 倦怠感・だるさ
• 脳疲労(回転が遅くなる、記憶力の低下)
• 首・肩こり
• 頭痛
• 睡眠不足、睡眠の質の低下
• 朝起きられない
• 気分が落ち着かずにイライラする
• 不安になる
当院の自律神経失調症専門外来では、上記のような不調を訴える方に対して問診するときに、スマートフォンの使用時間を伺っています。
すると多くの方が、デジタル機器の使用時間が4時間以上もしくは寝る直前までスマートフォンを使用しています。当然、その場合、不調を改善するには、デジタルデトックスが必要になります。
ゆるデジタルデトックスで睡眠改善
特に入眠困難・睡眠不足を引き起こしている方は、まずは
2. 寝室にスマートフォンを持ち込まない
ということを守ってもらうと、不調が改善するケースをよく見ます。
寝室にスマホを持ち込まないことが一番です。
寝る直前も同様に、寝ているときにはスマホは必要ないことが多いです。それができないときは、ベッドから届かないところにスマホを置くようにしましょう。はじめは不安かもしれませんが、慣れてくると入眠も早くなり、途中で目覚めることも少なくなって、朝、スッキリ起きられるようになりますよ。
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