首都圏で《正社員共働き世帯》の比率が高い地域はどこ? 目黒区、世田谷区の「共働き比率」が低い理由とは
子育て中の女性の働き方の変化
都市での暮らしを考える上で切っても切り離せないのが子育て中の女性の働き方です。
今から15年前、2010年前後までは、女性は結婚・出産とともに退職し、いったん子育てに専念した後、子どもの成長とともに徐々に非正規雇用(主にパートタイマー)として再就職するようなライフプランが一般的でした。
総務省統計局「就業構造基本調査」によると、2002年当時、0歳の末子がいるお母さんの78%が無業(いわゆる専業主婦)で、正規の職員・従業員は15%。その他、5%がパートなどの非正規雇用の職に就き、残る2%が自身や家族の自営業(農家や商工業者など)に従事していました(図1)。



















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