「世帯収入1000万円超」が多い都道府県ランキング 北陸地方の2県は高年収世帯の比率が高い
基本給や残業代などを合わせた1人当たり現金給与の平均は、今年8月時点で32カ月連続のプラス(毎月勤労統計調査「速報値」)となるなど、上昇トレンドにある。
本稿では、今年9月下旬に発表された総務省「令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計」より、世帯収入を都道府県別に見た。
抽出したのは、「500万~700万円未満」「700万~1000万円未満」「1000万~1500万円未満」「1500万円以上」の4カテゴリー。それぞれ、世帯総数に対する比率の高い都道府県順にランキングを作成した。
東京都の世帯収入1000万円超の割合は?
「1000万~1500万円未満」の首位は東京都(9.0%)。東京都は「1500万円以上」でも4.4%と首位になり、合計すると1000万円以上の世帯が13.4%に上る。
両カテゴリーの1~4位の並びは大都市圏である東京都、神奈川県、愛知県、千葉県で同じだが、続いて北陸地方の富山県と福井県がそろって上位に顔を出した。
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