「飛び込み営業」「会食で根回し」そんな"泥臭い仕事"をできる人が、AI時代も重宝される理由
筆者が聞いた話だが、ある広告代理店の若手の女性営業が、クライアントとの会食中に「彼氏が怒ってるみたいなので帰ります!」と、高らかに宣言して途中退席したという。その場にいた全員が絶句したと、会食に参加していた友人に教えてもらった。
これは誰もが知っているような大手の企業での話なのだが、やや極端な例であるにせよ、時代の移り変わりを感じるような話だと思う。
価値観の変化もあり、多くの若手がプライベートを優先したい、泥臭い仕事はしたくない、自分の好きなことを優先したいと考えるようになったように思う。
だが実のところ、AI時代にはこういった「泥臭い仕事」こそが最強の武器になる、と言ったら意外に思うだろうか?
一見スマートな仕事ほど、AIで代替されやすい
泥臭くない、スマートな仕事というのはどういうイメージになるだろうか?
データ分析でターゲットを絞り込む。メールで定型的なアプローチをする。オンライン商談で資料を提示する。これらは確かに効率的でスマートにも思うだろう。だが、同時に「パターン化できる仕事」でもある。それはつまり、AIが最も得意とする領域なのだ。
実際にとある上場企業では、中小企業への営業をほとんどAIに代替してしまったという話がある。オンラインセミナーの開催、メールでのアプローチ、電話をかけるリストの抽出など、パターン化された仕事はすべてAIに任せ、商材の説明は動画で行うといった形だ。
さすがに人間ほど柔軟に営業はできないということだが、人件費や採用コスト等の天秤にかけると、AI化してしまうほうが圧倒的に利益率が高くなるという。
パターン化された営業はすでに、AIで代替され始めているのだ。



















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