「仕事が終わらないから休めない→休まないから疲れる→疲れるから効率が落ちる…」負のループを断ち切る"戦略的休暇"という考え方

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漫然と休むのではなく、仕事の質を上げるために、休暇を戦略として位置付ける。疲労を回復させ、エネルギーをチャージし、生産性を高めるために、計画的に休む。

それこそが、本稿で提唱する「戦略的休暇」の考え方です。

ストレスと生産性の関係

なぜ、休暇が戦略になるのか。ここで、ストレスと生産性の関係を見てみましょう。

(画像:『戦略的休暇 休むほど成果が出る新しい働き方』より) 
戦略的休暇: 休むほど成果が出る新しい働き方
『戦略的休暇: 休むほど成果が出る新しい働き方』(ぱる出版)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

ストレスと生産性の関係を表す「ヤーキーズ・ドットソンの法則」によると、ストレス度が高いときだけでなく、低いときも生産性が下がります。

ストレスが蓄積し疲弊すれば、生産性が下がるのは当然です。逆にストレスがまったくないときも、生産性は低いのです。

ストレスは、外部からの刺激のことで、目標やプレッシャーなどもストレス要因になります。とはいえ、何の目標もプレッシャーもなければ、人は頑張れません。

この図が示しているのは、適度なストレス(よい緊張感)があるとき、私たちは最も生産性を高められるということです。疲労の蓄積を防ぎ、適度なストレスを保つために、休暇は必要不可欠であり、戦略的に休むことで常に高いパフォーマンスを維持できるのです。

船見 敏子 公認心理師、産業カウンセラー、1級キャリアコンサルティング技能士

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ふなみ としこ / Toshiko Funami

株式会社ハピネスワーキング代表取締役。大手出版社で雑誌編集に携わり、1000人超の著名人を取材。インタビュースキル向上のためにカウンセリングを学んだことを機に、2005年、カウンセラーに転向。以後、全国の企業、自治体等でメンタルヘルス対策及び組織のウェルビーイング向上支援を行う。これまでに約1000社、10万人のケアに関わり、メンタル不調者を6割減らした実績も。ストレスチェックに精通し、分析結果に基づく職場改善コンサルティング・研修も多数実施。著書に『戦略的休暇』(ぱる出版)、『結局、いいかげんな人ほどうまくいく』(PHP研究所)など多数。

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