最近よくつまずく、よろける…。足腰に不安を覚えた人が鍛えた方がいいのは"手の力"という意外《骨を強くする鍵は"握力"にあった》
その影響で腱の変性が起きて、握力が落ちてしまうのです。腱のように細いスジはなかなか鍛えることができません。
そこで、腱のまわりについている太い筋肉を鍛えて握力を強くします。そのための握力トレーニングを紹介していきましょう。
指の関節を動かす「グーパー運動」
握力を鍛えるときには指の関節の動きが必要です。筋肉は脳の命令シグナルを支配する神経が反応することで筋肉に伝えて反応します。ふだん指を動かすことを意識していない人でも、グーパーと指を閉じたり開いたりするだけでも、指の関節が硬くなる拘縮(こうしゅく)という状態が予防できます。
みなさんも指をグーパーと意識して動かすことは少ないのではないでしょうか?「グーパー」と指を閉じたり動かしたりすることから握力トレーニングは始まります。
グーパー運動で大切なことは、両ひじをまっすぐに伸ばして前へならえの状態で行うこと。このように行うことで、前腕(ひじから手首までの腕部分)の筋肉に刺激を与えることができます。神経を通じて手に脳の命令を伝えていくという意識で行ってみましょう。
ひとりで握力を鍛えたいなら、ハンドグリップを使ったエクササイズもやってみてください。使用するのは、負荷調整式のものもいいですが、一般的に販売されているハンドグリップで十分です。
とにかく握手をするようにハンドグリップを握りましょう。コツは心をハッピーな気持ちにして行うことです。
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