「AI時代に人間の仕事と呼べるものは何か」けんすう氏が語るこれから必要とされる1つのスキル
AI時代に残る人間ならではの「3+1の価値」
――著者の三浦さんは、AI時代に人間に残される本質的な仕事として「3+1の価値」、すなわち「経験知」「決断」「レビュー」そして、それらを支える「フィジカル」を提唱しています。このフレームワーク全体について、けんすうさんはどのような第一印象を持たれましたか?
古川:違和感はまったくないですね。まず「経験知」。AIは「優秀な新人」みたいなもので、独特な知識経験がないんですよ。だから、独特な知識とか経験とかを持ってる人と組むとめちゃくちゃワークする。新人がAIを使っても「早く出るだけ」になる。僕がAI使って議論した結果、いつもよりも深い内容になって面白くなる、みたいなほうは価値がある。これはいいですね。
「決断」も、決断におけるリスク、つまり「責任」だと思うんですけど、その通りだなと。結局「誰が出したのか」がすごい重要なので。僕の名前の元で「僕がいいと思って出しました」だと信用されるが、よくわからない人が出してたら信用されない。コンテンツがあふれちゃうからです。




















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