「また強豪校か…」「広陵高校と同じ末路になる」仙台育英サッカー部の《いじめ重大事態》大炎上していなくても"事態は深刻"なワケ
2025年11月2日、全国高校サッカー選手権の宮城県大会で仙台育英高校が2年ぶりに優勝をはたしたが、その直後にいじめ問題が発覚。サッカー部は活動休止になり、全国大会への出場も暗雲が立ち込める状況となっている。
今年8月には広島・広陵高校の野球部が部員への暴力問題で、全国高校野球選手権大会(甲子園大会)の辞退に追い込まれたばかりだ。
また最近、熊本県立大津高校のサッカー部で22年に起きた問題に関し、第三者委員会がいじめと認定したという報道もあった。
運動部でのいじめは、頻繁に問題になっている感があるが、その背景には、容易に解決できない事情がある。
広陵高校のように大炎上はしていないが……
広陵高校の問題はメディアでも大きく報道され、SNSでも炎上が広がった。筆者自身、広陵高校の件は複数のメディアでコメントを求められる機会があったが、今回の仙台育英の問題はあのときほど報道が活発ではないように見受けられる。
広陵高校の事案では、甲子園大会という全国的に注目される大会の中の途中辞退であったこと、SNS起点で告発がなされたこと、被害者側と学校側の認識が大きく食い違っていたことなど、注目を浴びやすい要素が多数あった。


















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