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「5万円突破で明らかにバブルの日経平均」と「ばく進中の高市首相人気」はいつ崩壊し、終わりを告げるのか

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  • 小幡 績 慶応義塾大学大学院教授
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今後は、どうなるか? アメリカの中央銀行の政策決定会合であるFOMC(公開市場委員会)や日銀の金融政策決定会合は無事に通過した。また韓国で開かれた10月30日の米中首脳会談でも、両国が関税の引き下げなどに合意、波乱は起きなかった。

今は明らかにバブルの最終局面、だが予想以上に継続

じゃあ、株価は今後もうなぎのぼりなのか? そんなわけない。

私は、なぜ株価を大外ししたのか?

実は、この2つの問いの答えは同一で、株は明らかにバブルで、それも最終局面に入っているが、それが予想以上に長く続いている、ということだ。

したがって、私のバブルという判断は正しいが、それが崩れる、暴落するタイミングを大外ししたということだ。だから、今後へ向けて、株式市場の見方を1ミリも変える必要はないが、タイミングまで当てようと、できもしないことをやろうとしてしまった、というところに間違いがあった。

バブルは、それがバブルと多くの人はわかっているが、彼らが、同時に逃げる意思決定をし、実際に逃げないことには崩壊しない。まだ崩壊させたくない、と大多数の投資家が思えばバブルは崩壊しない。今は、その欲望のエネルギーがまだまだ強いということで、その状況判断が悪かったということだ。

ここまで上昇が続いていれば、ほとんどの投資家が儲かっているから、財務的に追い込まれてはいないし、楽観的になっており、多少の下落ではびくともしない。しかし、その一方で、バブルが続くということは、より膨らむわけであるから、暴落したときの衝撃はより大きくなる。その暴落が起きるのは、誰の目にも、どう考えても売りだ、逃げろ、と思わせるような明確なショックがないといけない。

2008年9月のリーマンショックは、明確だったから決定的なバブル崩壊の合図になったのだ。2007年8月のパリバショックで、全員「バブルはもう終わった」とわかっていたが、バブルが膨らみすぎていたために、怖すぎて逃げることも躊躇したために、崩壊とはならなかった。とどめとして、リスク資産のすべてを完全否定する事件、リーマンショックが必要だったのである。今回も同様に明確なショックが必要だろう。

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