
(この記事は会社四季報オンラインでも配信しています)
株式投資の大きな醍醐味は、成長性の高い銘柄をいち早く見つけ、将来の値上がり益を享受することにある。一方で、個人投資家にとっては配当収入も大きな魅力の一つだ。
そこで今回は、12月17日(水)に発売された『会社四季報』2026年1集(新春号)の巻頭特集のうち、「配当利回りランキング」の上位50社を掲載する。ランキングを見ると、全社が予想配当利回りで4%以上となっている。
「配当利回り」は配当に着目した代表的な投資指標だ。1株当たりの年間配当金を株価で割ったもので、数値が高いほど投資額に対して多くの配当を受け取れることを意味する。一般的に、配当利回りが高ければ権利確定日前に配当狙いの買いが入りやすく、短期的には株価の下支え要因にもなりやすい。
なお、利回り算定の基準となる年間配当は今期の予想ベースなので、業績が下振れて配当が予定より減額されるリスクも当然ある。また、自己資本やキャッシュフローにさほど余裕がないのにもかかわらず配当を優先している企業もあり、注意が必要だ。
高配当利回り銘柄に投資するにあたっては、公表されている配当金額が実際に支払われる確度、すなわち足下の業績や財務内容などの配当余力もしっかりとチェックしておきたい。




















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