ガチガチの身体は骨格のゆがみが原因→心身の不調を解消する「自律神経の通り道」の整え方

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姿勢のニュートラルポジションとは、横から見た背骨がゆるやかなS字カーブを描いている状態の姿勢です。全身骨格の模型を想像してもらうとわかりやすいでしょう。

これは、本来の人間にとって、身体に負担のかからない理想の姿勢です。
立ったときに横から見ると、耳たぶ→肩(肩峰)→股関節→ひざ→外くるぶしが一直線になっています。しかし、自律神経が乱れている方は姿勢も乱れていることが多いので、ニュートラルポジションのような、本来楽であるはずの姿勢もピンと来ないことが多いです。

まずは心と身体の乱れに気づいて、心身ともにニュートラルな感覚を思い出すことが大切です。

朝起きて出かけるとき、お昼ごはんや仕事の休憩時間、就寝前など、節目節目のタイミングで、ニュートラルポジションを意識して姿勢を正してみましょう。

また、自分が心地よいと思えるような気持ちを想像してみることも効果的です。好きな音楽を聴いているとき、温泉に浸かっているとき、きれいな景色を見ているときなど、自分の心が軽くなる瞬間を思い浮かべてみましょう。自分にとって楽な状態をイメージできるようになるだけでも、心身の緊張がリセットされます。

ゆがみがあるかチェック

自分の姿勢をチェックしてみましょう。正面からだけでなく、側面からも確認すると、全体を把握しやすいです。

①正面から/鏡を見て姿勢チェック

足を肩幅に開いて全身がうつる鏡の前に立ち、目を閉じます。3回、深呼吸をして、上半身の力を抜きましょう。ゆっくり目を開けて、正面から姿勢のゆがみがないかをチェックします。

正面からのゆがみチェック
正面からのゆがみチェック(イラスト:『自律神経 これ1冊ですべて整える』より)
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