 
脳もオーバートレーニング状態に陥る
人間は、集中(ワーキングメモリ・ネットワーク)とぼんやり(デフォルトモード・ネットワーク)を繰り返しながら生きています。
もし、集中ばかりしていて、ワーキングメモリ一辺倒になるとどうなるでしょうか。
第2章で、肉体的な機能を高める「超回復」についてご説明しましたね。一定の負荷をかけたあとには必要な休養時間をしっかりとることで活動能力が上昇するという話です。
 
休養をとらずに活動を続けると、むしろ活動能力が低下するオーバートレーニングの状態になってしまうのもご理解いただけたと思います。
脳も同じです。ワーキングメモリを酷使しすぎると、重い負荷がかかり、オーバートレーニングと同じ状態に陥ってしまいます。
脳は全身の酸素消費量の約20%を占めているといわれ、大量の酸素を必要とします。
何らかの原因で脳に酸素が行かなくなると、1分で神経細胞の破壊が始まり、5分で脳細胞が死んでしまうといわれています。






 
         
         
         
        
       
           
           
          
         
          
         
         
         
         
        












無料会員登録はこちら
ログインはこちら