今年30周年の人気アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』 全国の「聖地」を改めて"巡礼してみた"結果

✎ 1〜 ✎ 26 ✎ 27 ✎ 28 ✎ 29
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

浜松といえば、ご当地グルメとしても名高い「餃子」を楽しみたいものです。天竜二俣駅からも車で20分ほどで、有名な「石松」に行くことができます。浜松餃子の特徴である「円形焼き」と「もやしトッピング」を手軽に楽しむことができます。

餃子
ぜひ「石松」の餃子に舌鼓を打ってみてください(筆者撮影)

最後に、『エヴァ』の聖地として外すわけにはいかない、「箱根」(神奈川県箱根町)に行ってみましょう。

東海道新幹線の小田原駅から、箱根登山電車でわずか15分。箱根湯本駅は、テレビ版『新世紀エヴァンゲリオン』の舞台となった箱根の玄関口です。

作中で箱根は「第3新東京市」として描かれ、“東京が海に沈んだあとの世界”で首都機能が移転された、という設定でした。

同地は山に囲まれ、芦ノ湖もある変化に富んだ地形を持っていて、それが『エヴァ』の世界観とぴったり合っていたことから、モデルに選ばれたと言われています。

箱根
「第3新東京市」の舞台となった「箱根」。右奥に見えるのが箱根湯本駅です(筆者撮影)

駅には「公式ショップ」も構える

その箱根湯本駅も、『エヴァ』の重要な聖地。主人公の碇シンジがここで戦う決断をすることから、ファンの間では「決断の駅」と呼ばれています。まさに箱根の山に挑む登山電車の出発点であることを感じさせてくれます。

実際に、ここから電車は強羅駅に向けて山を駆け上り、「天下の険」と呼ばれた急勾配を制覇することになります。

駅の1階には、「箱根湯本 えゔぁ屋」という公式ショップがあり、描き下ろしのオリジナルグッズをはじめとした『エヴァ』コラボグッズを販売。いまや箱根ならではの土産物として定番になってきたと言えるでしょう。

箱根
作中では「決断の駅」となった箱根湯本駅(筆者撮影)
次ページ古くは万葉集にも登場
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事