「2人きりでは…」「まだそういうのは…」婚活に苦戦する女子たちがこじらせる"お相手との距離"問題――離れていった男性の一言とは

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結婚相談所の現場でも「お茶を一緒に飲める相手がいればいい」と望む中高年期の女性は多いが、結婚を考える男性にとって「茶飲み友達」で終わる関係は、必ずしも満足できるものではない。

むしろ、夫婦としての触れ合いをどう考えるかが、成婚への分岐点になることもある。

たかおとえみこのカップルも、えみこが「結婚しても男女の関係は持ちたくない」と伝えたことで、たかおから“交際終了”が来た。終了理由を伝えて来たときに、たかおは「なんだか自分が男として認められていないような複雑な気持ちになった」と言っていた。

そもそも「結婚」とは何か

結婚とは、単に一緒に暮らす契約ではない。相手を自分の生活の深い領域に迎え入れ、互いの世界を重ね合わせて、2人の新しい空間を築いていく営みだ。

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もし「自分の領域に誰も入れたくない」と壁を高くしたままでいると、知らず知らずのうちに結婚の扉を閉ざしてしまう。

結婚の成否を分けるのは、条件や相性だけではない。パーソナルスペースの広さや狭さも、大きく影響している。

もし自分の領域に誰も入れたくないと感じているなら、その思いを少し柔軟にし、相手と心地よい距離感をつかむことが重要だ。その壁をどう乗り越えるかが、結婚できるかどうかの境界線につながっている。

鎌田 れい 仲人・ライター

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かまた れい / Rei Kamata

雑誌や書籍のライター歴は30年。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も。『週刊女性』では「人間ドキュメント」や婚活関連の記事を担当。「鎌田絵里」のペンネームで、恋愛少女小説(講談社X文庫)を書いていたことも。婚活パーティーで知り合った夫との結婚生活は19年。双子の女の子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。公式サイトはコチラ

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