消費の価値観の“ズレ”
お金があるからといって、結婚生活がうまくいくわけではない。高年収同士のカップルでも、何にどうお金を使うかの “消費の価値観”が違えば、成婚には至らない。
やよい(37歳、仮名)は、メディア関係の会社に勤める年収800万円のキャリア女性。職場の同僚や友人にはファッションやライフスタイルに敏感な人が多く、彼女自身もセレクトショップで服を選び、個性的な小物を身に着けることが当たり前となっていた。
そんなやよいがお見合いしたのは、上場企業に勤める会社員のただし(41歳、仮名)。年収は1100万円と高収入で、経済的には不安のない立場にあった。ただ、彼の消費スタイルは、やよいとは対照的だった。


















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