かつては不健康なイメージだったが…実は「脳を鍛えるのに最適」と専門医が勧める娯楽の"凄い効果"

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
(写真:taa/PIXTA)
衰えた脳の一部の機能をバックアップしてくれる「予備脳」。名城大学特任教授の遠藤英俊氏によれば、その予備脳を鍛えるためには、脳に刺激を与えるちょっとした工夫が必要だといいます。
そんな遠藤氏が、ふだんの生活の中に取り入れてほしいとおすすめする意外な娯楽について、同氏の著書『こうして脳は老いていく』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

脳に「ちょっとだけ」負荷をかけるのがポイント

衰えた脳の一部の機能をバックアップしてくれる予備脳は、脳を使うことで何歳になっても強化できますが、厳密な話をすると、単に使っているだけでは強化できません。

というのは、私たちは、日々の暮らしの中で、音楽を聴いたり、買い物をしたり、さまざまな活動を通じて脳を使っているからです。

それでも老化のサインが現れるようになってきているのですから、これまでと同じ生活のくり返しでは予備脳は強化できないということです。

予備脳を強化するには工夫が必要です。それは、脳にちょっとだけ負荷をかけることです。筋肉を強くするときにちょっときつい運動をしなければならないのと同じように、脳にもちょっとした刺激が必要なのです。

次ページ刺激が足りない脳の使い方ではダメ
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事