「すぐにサボる人」じつは意志が弱いわけではない 「脳のオンとオフ」を切り替える簡単なコツ

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「脳のオンとオフ」は自分自身で簡単に切り替えられるという(写真:プラナ/PIXTA)
「やってやるぞ!」と気合を入れても、全然長続きしない。テスト期間のときに限って、なぜか部屋の片づけをしてしまう。そんな経験は誰しも持っているでしょう。やる気を出すべきシーンであればあるほど、逆にやる気がわいてこないなんてこともありますね。
ですが、脳内科医で医学博士の加藤俊徳氏によれば、「『やる気が出ない』はなくすことができる」そうです。
本稿では、加藤氏の著書『結局、集中力が9割 脳のプロが教える 誰でも集中力が最大化する方法』から、一部を抜粋・再構成して、今すぐ簡単に集中力を高める方法をお届けします。

ほかのことに気を取られるのは、自分に甘いから?

「明日までにプレゼン資料をつくらないと……」

「2週間後にレポートを提出しないと……」

「そろそろ晩ごはんの支度をしないと……」

会社、学校、家庭など、日常生活の中には「やらなくてはいけないこと」がたくさんあります。

それなのに、なんだかやる気が出ない、気が向かない、身が入らない。「早くやらなくちゃ」と思っていながら、ほかのことに気を取られてしまう。

SNSを見たり、音楽を聴いたり、ゲームに興じたり……。誰にでも、「あ〜、ダラダラとムダな時間を過ごしちゃったな」と後悔した経験があるはずです。

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