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「すぐにサボる人」じつは意志が弱いわけではない 「脳のオンとオフ」を切り替える簡単なコツ

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  • 加藤 俊徳 医学博士/「脳の学校」代表
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誰か(何か)に「切り替えさせられる」のではなく、自発的に切り替える。仕事をするときは「仕事をする脳」に、読書をするときは「読書をする脳」にパッと切り替え、パッと行動し、パッと処理できれば、いたずらに時間を過ごすことはありません。

オン、オフの切り替えかたがわかっていれば、「やりたい」と思ったことはもちろん、「やりたくないな」「面倒だな」と思ったことでさえ、すぐに始められるのです。

必要なのは「目的」と「時間」を明確にすること

ここからは、具体的にどうすれば脳のオンとオフを切り替えることができるのかを紹介していきます。

ズバリ、その方法とは、「自分自身で、自分の脳にオンとオフの指示を出す」ことです。

「指示を出す」といっても特別なことをするわけではなく、「『今からこれを始める』『この時間になったら終わりにする』と自分にいい聞かせる」のです。

「え? いい聞かせるだけ?」と疑問に思われるかもしれませんが、いい聞かせるだけで、私たちの脳は働き始めます。

「始まり」と「終わり」をいい聞かせるときのポイントは、「何のために、何を始めるのか」という「目的」と、「何時に、それを始めるのか」「何時に、それをやめるのか」という「時間」を明確にすることです。

目的が明確……目的が決まると、「これをするには、どの脳番地を使えばいいのか」が決まるので、集中できる。一方、目的があいまいだと、脳が「どの脳番地を使っていいか」迷ってしまうため、オンになりにくい。集中している状態とは、「必要な脳番地がムダなく働いている状態」なので、どの脳番地を働かせていいのかがわからないと、集中できない。
時間が明確……記憶系脳番地が働くため、オンとオフが切り替わりやすくなる。記憶系脳番地は、覚えたり思い出したりするだけでなく、「スケジュールを決めて実行する」ときにも使われる。

「なんとなく始める」「しかたなく始める」という否定的な態度ではなく、「今から、◯◯◯◯のために始めよう」と肯定的に脳にいい聞かせると、脳は集中しやすくなります。「やってもやらなくても、どっちでもいい」と思っている限り、集中できません。

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