災害は突然、予告なく起こるから…"防災のプロ"が肌身離さず持ち歩く【命を守る】必携アイテム11
⑦ポリ袋も、使い道はいろいろです。大(90l、子どもなら45l)は、ポンチョのように防寒・防水に使えます。中(レジ袋の大きさ)は、バッグなどを雨から守ったり、濡れた物を入れたりできます。腕を怪我したときに、三角巾のように使うこともできます。
小(片手が入る大きさ)は、怪我人の手当てをする際の手袋にしたり、足袋がわりにしたりできます。当然、貴重品などの小物入れにしたり、ゴミを入れたりもできます。

文字どおり、身を守ってくれる「ホイッスル」
⑧口腔ケア用ウエットティッシュとは、洗口液を浸してある使い捨てのウエットティッシュです。普通の除菌用ウエットティッシュと違って、ノンアルコールでカテキン成分などが入っています。
ですから、指に巻いて口の中を掃除すれば、歯磨きになります。ウォシュレットが使えないときには、デリケートな部分にも使えます。もちろん、普通の除菌用ウエットティッシュのように、手を拭いたり、体の汚れを取ったりするのにも使えます。
いろいろな用途に使えるので、どうせ持ち歩くなら普通の除菌用ウエットティッシュよりも、こちらがおすすめです。
また、日頃、歯ブラシやマウスウォッシュを持ち歩いている方も多いと思いますが、口腔ケア用ウエットティッシュに換えれば災害時に役立ちます。ポケットティッシュのようにコンパクトなものが市販されています。
⑨ホイッスル(笛)があると、瓦礫の下などに閉じ込められても、命が助かる確率が上がります。救助がなかなか来ないときに大声を出し続けると、体力を消耗します。粉塵を吸って、声が出なくなるケースも考えられます。ホイッスルを吹くのは、大声をあげるよりも小さな力ですみ、しかも大きく響きます。
ホイッスルは、防犯ブザー代わりにもなります。停電して暗い中を歩いているときや、避難所のトイレなどで、犯罪を未然に防ぐことができるでしょう。
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