すると、「六本木ヒルズ」では、春は春まつり、夏はSUMMER FESと盆踊り、秋はハロウィンパレード、冬はお正月の獅子舞・和太鼓演奏と数多くのイベントが開催されていた。海外各国の音楽ライブや、自治会によるフリーマーケットも行われている。

一方、「カレッタ汐留」で開催された大勢が集うようなイベントは、こども夏まつりくらいであった。

イベントがあれば、普段来ない人も訪れる。よく来ている人も、何度でも訪れる。
「六本木ヒルズ」に人が集まり続けているのは、“文化都心”のコンセプトを絶えず体現しているからだ。
東京のシンボル「六本木ヒルズ」
「六本木ヒルズ」の再開発は、テレビ朝日の建て替えをきっかけに、周辺に広がる木造密集地帯を生まれ変わらせるべく始まった。
人が集まり華やぐ場所に変わったのは、多数の地権者を取りまとめて広大な土地を開発し、“文化都心”をコンセプトとし実現し続けているからだ。
「六本木ヒルズ」はこれからも、東京の象徴であり続けるだろう。
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