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ライフ #商業施設で変わった街

超一等地なのに閑散の「汐留シオサイト」…同時期に開業、今もランドマークの「六本木ヒルズ」と何が違う? 明暗を分けた"居処"とは

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  • 坪川 うた ショッピングセンター研究家・ライター
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すると、「六本木ヒルズ」では、春は春まつり、夏はSUMMER FESと盆踊り、秋はハロウィンパレード、冬はお正月の獅子舞・和太鼓演奏と数多くのイベントが開催されていた。海外各国の音楽ライブや、自治会によるフリーマーケットも行われている。

イベントスペースの一つ「六本木ヒルズアリーナ」(筆者撮影)

一方、「カレッタ汐留」で開催された大勢が集うようなイベントは、こども夏まつりくらいであった。

こども夏まつりが開催された「亀の広場」(筆者撮影)

イベントがあれば、普段来ない人も訪れる。よく来ている人も、何度でも訪れる。

「六本木ヒルズ」に人が集まり続けているのは、“文化都心”のコンセプトを絶えず体現しているからだ。

東京のシンボル「六本木ヒルズ」

「六本木ヒルズ」の再開発は、テレビ朝日の建て替えをきっかけに、周辺に広がる木造密集地帯を生まれ変わらせるべく始まった。

人が集まり華やぐ場所に変わったのは、多数の地権者を取りまとめて広大な土地を開発し、“文化都心”をコンセプトとし実現し続けているからだ。

「六本木ヒルズ」はこれからも、東京の象徴であり続けるだろう。

【もっと読む】再開発の東京で似たりよったりの「金太郎飴ビル」が増加…原点「六本木ヒルズ」に今こそ立ち返るべき理由 では、ショッピングセンター偏愛家の坪川うたさんが現地・六本木を探訪。豊富な写真とともに、施設の魅力を深堀りしている。
参考:森稔著『ヒルズ 挑戦する都市』(朝日新書)
参考:島田章著『ルポ・東京再興 進む「戦略的エリア」の創造』(日本経済新聞社)

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