日本と欧州の発想を融合が強み--独系軸受け大手シェフラージャパン自動車部門社長・四元伸三氏

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もうひとつ、多様性への対応も必要です。同じ車種でも中国向けとアメリカ向けで機能が異なる、というような例が今後は多く出てくるでしょう。自動車メーカーは最近、モジュラー式設計を進めています。なるべく部品を共通化して、北米向けならこの3つ、中国向けならこの2つを組み合わせよう、というようにレゴのように設計していく。シェフラーもそうした商品をいくつか開発していますから、日本の自動車メーカーがグローバル展開をされるときに、ノウハウを提供できると思います。

--課題があるとすれば?

ひとつは、日本の自動車メーカーさんとのコミュニケーション強化です。ヨーロッパの自動車メーカーと意思疎通は非常にスムーズですが、日本ではまだお客様のニーズを理解しきれていない。お客様の本当の声を聞いて理解することが、非常に重要なポイントだと考えています。もうひとつは情報発信です。シェフラーのもっている技術をうまくお伝えしきれていないという反省があります。

ですから、お客様の声を聞くことと情報発信をすることに、今後は力を入れていきたいと思っています。 

--シェフラーグループにおける、シェフラージャパンの役割とは。

ひとつは日本の自動車メーカーの窓口になること。もうひとつは研究開発拠点としての役割です。

今後は日本の研究開発拠点がシェフラー全体の開発に貢献する例が出てくると考えています。日本で取り組むべき開発テーマにどんどん取り組んでいきたい。具体的にはまだ議論している最中ですが、環境技術などがひとつの切り口になるかと考えています。

(小河 眞与=東洋経済オンライン)

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